読書感想文という名の本の紹介2023.09.30 土 03:00
何か唐突に長文が出てくるのですが軽く読み飛ばしてください。
歴史小説からライトノベルまで色々読んでいるのですが最初は1番好きな本を紹介したいと思います。
それが
北方謙三氏の歴史小説『水滸伝』です。
中国の明の時代小説を基として再構築された宋の時代が舞台の小説になってます。
この小説は私が本を好きになるきっかけの本でもあるので今の私を形作っているものの1つであるといっても過言ではありません。
原作の小説とは違い一貫して革命の為に戦いそして散っていく男達の熱い生き様が描かれていてとても面白く得るものがあり、妖術とかの現実味のない要素が出てこないのもより親しみやすい部分だと思います。
次に登場人物が数多く出てくるのですが敵味方1人1人が個性があって誰か1人が元々いなかったら物語が変わるほどの人物達なので好きな人物を1人見つけるのもいいと思います。自分は火眼狻猊の鄧飛という人物が好きです。
ただあまりおすすめできないのが巻数の多さです。水滸伝だけでも19巻あり、続編の楊令伝、岳飛伝を合わせると全51巻になるので揃えようと思うと中々手を出しづらいシリーズだなと思います。でもとても面白いし楊令伝や岳飛伝だと国作りや開拓など様々な要素があり更に楽しめるものとなっているので余裕があれば全シリーズ読んでいただきたいです。
Amazonで3シリーズとも電子合本版が出てるのでこれもオススメしておきます。
この作品は生きるということはどういうことか迷った時に教えてくれる道標みたいな本だと個人的には思っているので小説を読むのが苦手でない人なら1度は読んでもらいたいなと思うシリーズです。
追伸
今日の昼飯です。
お好み焼きは鉄板で食べるのが1番おいしい。