マティーニを2025.06.01 日 07:57
ゴールデンウィークの話
家族と別れてひとりぼっちになる夜があったので
居酒屋で腹を満たした。
ビール大ジョッキ
日本酒熱燗
焼酎お湯割り
初めての店ってのは孤独を紛らわせる為にどうしても酒を飲んでしまう。
店主が勧めてきたやつをじゃんじゃん頼んだらお腹いっぱいになった。
9,000円💸
お酒でいい感じになってテンションが上がってきたので、バーに行ってみることにした。
カランコロン
「…1人でふ。」(ちょっと申し訳なさそうに)
さて、何を頼もう。
いや、すでに決まってる。
最初に頼むのはこれしかない。
ジントニック?ノンノン
この記事ではこの一言だけ覚えて欲しい。
「マスター。マティーニを…」
それは昔、市内のバーのマスターに教わった
「マティーニに始まりマティーニにおわる。」
初手にマティーニを頼む客は素人ではないと思わせることができる。
相手には緊張感を与えることができる。
こちらに生半可なマティーニを出してきたらタダじゃおかないぞという無言の圧力をおくる。
隣のカップルの女は「マティーニ…(恍惚)」と呟く。
今、場を制してるのはこの俺だ。
さぁ、マスター。俺に最高のマティーニを提供してくれ!
石原慎太郎が帝国ホテルのバーでマティーニのグラスが冷えてない事に激怒したエピソードを思い出す。
グラスはキンキンに冷えている!…合格だ。
チビリ…
「うん、おいしい(正直、あんまり美味いと思わないんだよなこの酒)」と言う
そのあとは、ウィスキーのんで(ぼかぁスコッチウィスキーがすきなのさ)
カクテルを頼んで(おすすめなんですか?って
どんな味したのか覚えてない。
この後もう一杯カクテル頼んだ気がする。
というか、たらふくお酒のんで、たらふくお金払ったらいいのだ、こんなもん。
ベロベロに酔っ払って、言わなくていいこともたくさん口に出して
楽しかった。
多分4杯飲んだ。6,000円だった。
高くない。良い酒を飲んだのさ
家に帰って気絶して、起きた時に財布と携帯を確認して安堵するまでが1人飲みの醍醐味。