読書感想文〜本紹介〜『間宮林蔵』2026.01.31 土 02:41
今回紹介する小説は吉村昭氏の『間宮林蔵』になります。

舞台は江戸時代になっていて、今の北海道や樺太などの地図を完成させた、探検家の間宮林蔵が主人公になっていて、樺太の調査の場面から始まり幕府の隠密として各地を巡る話になっています。
未知の地を探検することの大変さが描かれており、食糧調達の難しさや冬の寒さの厳しさなどが詳細に描かれておりとても読み応えがありました。
主人公の間宮林蔵は探検家というよりはザ役人といった感じで人間臭さがあって歴史上の人物の中では身近に感じました。
史実にも忠実に描かれており、知らなかった知識も得られてとても為になりました。
他にも伊能忠敬や江川英龍、徳川斉昭など少し有名な人物も登場しており、面白かったです。
間宮林蔵を題材にしてる小説に北方謙三氏の『林蔵の貌』があり、こっちは少し創作多めにはなるのですがどちらも似ていて違和感なく読めるのでそちらもおすすめです。
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